■社名由来

 私は長年コンクリート製品業界で水田用落口桝の製造販売に携わりましたが、全国にネット販売をし、農家様を廻る中で、皆さんが水位調整に時間を取られていることを知り、「安価で、作業効率が良く、水漏れが無い」水位調整器が必要だと感じておりました。

 前の企業をM&Aしたことを契機に、新会社を設立し水田の水位調整器を考案し、実証試験を重ね、開発することが出来ました。全国稲作農家様のご苦労を知っているだけに、一日も早く普及することを考え、畦の分野を生存領域と定め、先ず「AZE」を考えました。いろいろ考える中で「X」には語呂の良さと無限の可能性を秘めているという意味があることを知り「AZEX」としました。

 全国に深水バンダムを普及することが「私の使命」と思い、事業発展に邁進する所存です。

■商品の由来

 深水バンダムの名前は、「深水管理が出来る板のダム」という意味です。

 水田の通常の水管理では、水深3cmまでが浅水、4~6cmが深水と言われております。寒冷地の北海道では20cmの深水管理、秋田では15cm、関東以南ではどのくらいでしょうか。ただ最近は暖かい地域では高温障害対策として20cm程度の深水管理が有効だと言われているようです。こんな現状から深水管理が出来る商品という意味で「深水」を冠につけました。

 バンダムは塩ビ板で作られた板状の商品ですが、板はバンとも呼びます。またダムは貯水・排水それぞれの量の調節機能を持っています。農水省の施策に「田んぼダム」がありますが、これは大雨が降ったとき、その水を「田んぼ」から出さず、河川が氾濫するのを防ぎ、災害を未然に防ぐというものです。バンダムはこれらの機能を果たすので、ダムの機能と田んぼダムの意を併せて「ダム」としました。

 日本の稲作農業の発展と国土の安全に貢献する商品です。

■キャラクターの由来

 深水バンダムを「一目で表現できるように」と思い作りました。

 板のダムのため、ボデーを板状にし、便利なパーツを沢山備えて、多様な対応が出来るシステムであることを現すため、機械式ロボットにしました。眉間の光、太い眉、知性を秘めた眼は全ての畦周り作業を照らして、高度な能力と意思力で、様々な問題を解決する力を備えていることを現しました。ステッキは水位調整作業を、立ったまま簡単に出来、目盛りは水位を判り易くします。スックと立っている足の長靴は、現場に密着した実行力を現しました。

 このバンダム1号が、皆様に愛され、どんどん進化し、成長していくことを願っております。

■会社概要平成23年11月30日現在

会社名 アゼックス株式会社
所在地 〒078-8251
北海道旭川市東旭川北1条4丁目4番16号
代表者 川田 勝儀
電話/FAX TEL 0166-73-9131  FAX 0166-73-6984
E-mail kawata@azex-k.com
資本金 3,000,000円
設 立 平成23年1月4日
事業内容 農業用資器材の販売
  • 水田用水位調整器の販売
  • 田んぼダム装置イレタママの販売
  • 水田小動物忌避材の販売
  • 水田用水管理商品の設計・企画・開発
  • 特許・意匠登録等実施権の許諾

■会社沿革

平成23年 1月 会社設立 資本金300万円 川田勝儀 代表取締役就任
平成23年 5月 札幌市 フラット合成株式会社 指定工場となる
商品カタログ完成
平成23年 6月 商品説明用DVD(動画)完成
北方建築総合研究所にて強度試験を実施
平成23年 7月 深地下2号の改良品出る
平成23年 8月 北海道新聞全道版に当社記事掲載される
平成23年 9月 水位調整器「深水バンダム」の特許1件と意匠登録2件を取得する
日本農業新聞に新商品紹介される
道内大手コンクリートメーカーと共同カタログ作成する
平成23年10月 大手農機具メーカーの展示会に出展し全道6ヵ所でPRを行う
平成23年12月 商品パッケージ完成
ホームページ完成
大口納品始まる
平成25年 4月 公共事業(道営、国営)に採用される。
平成25年10月 バンダム取扱説明DVD(動画)完成。
平成25年11月 秋田種苗交換会(秋田市仙北市開催)視察する。
平成26年11月 バンダムの「商標登録」する。
平成26年 2月 コンクリート桝以外に樹脂製桝(落水ボックス)用にバンダムの大口納入なる。
平成26年 3月 農地水物件以外に「中山間物件」に納入する。
平成26年 3月 横幅540mmのバンダムが恵庭市の農家に納品。
平成26年 6月 キャラクター バンダム1号 完成。
平成26年 7月 ホームページ リニューアルする。
平成26年 7月 新潟県中魚沼郡津南町貝坂農地水の会 納入する
平成26年9月 深水バンダム プロモーションビデオ作成
平成26年10月 北海道士別市上士別地区国営事業 納入
平成26年10月 秋田種苗交換会初出展 男鹿市開催
平成27年3月 秋田県雄勝郡羽後町上到米 上到米資源保全会 納入
平成27年9月 福井県越前市役所 田んぼダムタイプ 設計に入る
平成27年10月 秋田種苗交換会2回目出展 鹿角市開催
平成27年10月 新潟大學 農学部農業水利学研究室の監修を受ける
田んぼダム用装置 イレタママH型
平成27年11月 山形県最上支庁 公共事業 大蔵村 納品
平成28年1月 旭川工業高等専門学校と共同研究 旭川市より助成金受ける
深水バンダム自動昇降システム
平成28年4月 田んぼダム用装置 イレタママコ型と一体の桝 特許取得
平成28年1月 漫画取扱説明チラシ作成し、ユーザーへ配布した。
28年5月からはバンダムのパッケージに同封する 
平成28年10月 秋田種苗交換会出展 秋田県湯沢市開催
平成28年12月 第18回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会出展 
九州 菊池市開催
平成29年5月 旭川工業高等専門学校と共同研究 バンダムの無線通信
平成29年6月 深地下2号 本州対応型 制作開始
平成29年8月 第72回 岩手県全国農業機械展示会 出展 岩手県滝沢市
平成29年8月 東和土地改良区と東旭川忠別地区 イレタママ実証試験する
平成29年9月 第94回 山形農業祭り農機ショー 出展 山形県中山町
平成29年10月 第140回 秋田種苗交換会出展 秋田県由利本庄市
平成29年12月 深水バンダム 設置のポイント(説明書) 制作する
平成30年06月 山形県全農主催 農業機械ショーに出展 山形県東田川郡三川町
平成30年08月 第73回岩手県全国農業機械実演展示会 滝沢市
平成30年09月 第95回山形農業祭り出展 山形県中山町
平成30年10月 第141回秋田種苗交換会出展
令和1年06月 山形県全農主催 農業機械ショーに出展 山形県東田川郡三川町
令和1年06月 田んぼダム装置 イレタママ 愛知県安城市 田んぼダム工事に納入 
令和1年09月 第96回山形農業祭り出展 山形市
令和1年10月 第142回秋田種苗交換会出展
令和2年02月 日本農業新聞主催 ヨーロッパ研修視察を行う。
令和2年07月 秋田魁新報(秋田県) 広告掲載 地方紙に初めて広告掲載
令和2年09月 第97回山形農業祭り休止
令和2年09月 旭川兵村記念館より感謝状を頂く
令和2年10月 第143回秋田種苗交換会休止
令和2年12月 河北新報(宮城県) 広告掲載
令和2年12月 秋田県秋田市 雄和相川地区保全会様(多面的機能組織)より感謝状を頂く
令和3年01月 アゼックス株式会社 創業10周年を迎える
令和3年07月 日本農業新聞のウェブサイトにバナー広告掲載する。
令和3年10月 田んぼダム装置イレタママのHPを新規に開設
令和4年03月 宮城県栗原市栗駒稲屋敷地区県営事業にバンダム納入
令和5年4月1日 川田泰輔 取締役就任

■提携先

提携先 本社所在地 企 業 名
加工技術提携先 札幌市 フラット合成株式会社
販売提携先

■北海道販売代理店

札幌市 フラット合成株式会社

■販売元

 商社

岩見沢市 株式会社ヰセキ北海道
札幌市 株式会社北海道クボタ
旭川市 株式会社コハタ
全 道 JA
秋田県 株式会社コハタ
山形県東根市 鈴商

■コンクリート会社

岩見沢市 會澤高圧コンクリート株式会社
山形県新庄市 丸万コンクリート株式会社
宮城県大崎市 横江コンクリート株式会社